統計学2 vol.30

リハビリテーション

引き続き統計学について勉強します。

統計解析手法の選び方

臨床研究の形態は、実験的と観察的な研究がある。

実験的な研究ができないケースとしては、被験者に明らかに害がある場合と既に資料がある場合がある。

処置の効果を検討するためには比較が必要。

研究計画の骨子を作るため、PICOもしくはPECOを利用する。

PICO

①どのような患者に(Patient)

②どのような評価・治療をしたら(Intervention)

③何と比較して(Comparison)

④どのような結果になるか(Outcome)?」

対象の種類

対象の種類として、同時対象群と外部対象群があるが、外部対象群だと比較可能性が担保できないため、エビデンスが下がる可能性が高い。

統計手法

統計手法としては、7つの質問でわけることができることが多い。

(1)ランダム化

(2)差か相関か

(3)データ間の対応の有無

(4)アウトカム変数の種類

(5)アウトカムの連続変数の正規性

(6)比較群数

(7)症例数

この7つの質問で検定方法をカテゴライズすることができる。

注意点として、正規分布をみるためには、正規分布の検定を使っても良いが、ヒストグラムを作成することをお勧めする。

また本当に知りたいことクリニカルクエスチョンに立ち返ることが大切。

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