「科学的に正しい筋トレ」を読んで vol.19

100歳理学療法士になるため

庵野拓将さんが書かれた「科学的に正しい筋トレ」を読みました。庵野さんはリハビリmemoというブログを書かれており、以前から勉強させていただいていました。

私なりにまとめますが、気になる方は是非購入して読んでくださいね。

結論

筋力強化するには、

・総負荷量が大切

・筋肥大の原則と神経活動の原則を理解する

筋肥大のポイント

・筋肥大の効果は、

総負荷量(=強度×回数×セット数)×セット間の休憩時間×関節を動かす範囲×運動スピード×筋収縮の様式×週の頻度

・休憩は1~2分

・フルレンジが効果的(怪我のリスク高い)

・運動スピードは8秒以内

・遠心性収縮を少し意識する

・週の頻度は3回程度

筋力強化のポイント

・筋力強化の効果は、

強度×運動スピード×週の頻度

・クロスエデュケーション(左右での転移)で効果が11.6%上昇

・イメージトレーニングで効果が9.46%上昇

・サイズの原理と特異性の原則から高強度が効果的

・運動スピードは6秒以内

・多関節筋力強化は週の頻度が増加すると、より強化される(特に若い人、女性)

さらに効果的に筋力強化するには

・筋トレは夕方が効果的

トレーニング前に、

・十分な睡眠を確保

・トレーニング前のストレッチはしない

・有酸素運動で体温上昇させ、軽めの特異的ウォームアップを行う

トレーニング後に、

・筋トレ1~2時間後にタンパク質摂取し、さらに24時間を意識してタンパク質を摂取する

・特に肉、卵、牛乳、大豆などの良質なタンパク質の摂取

・必須アミノ酸、ホエイプロテイン、BCAA摂取でさらに効果あり

筋トレの効果

・病気にならない身体を作る

・睡眠の質を上げる

・メンタル(不安とうつ)改善

感想

かなり有益な内容が多くありました。早速、明日からの臨床に役立てれるようにしたいと思います。

特にサプリメントやプロテインについての内容も多く、患者さんから質問されることが多いため、本書を参考に指導していければいいと思っています。

本書の最後に、筋トレが続かない理由や、意識力について書かれており、ケリー・マクゴニガルさんが書かれた「スタンフォード自分を変える教室」に似ている印象で、かなり好感を持てました。

私の目標は100歳まで現役で理学療法士を続けることです。

そのため、健康に関する情報を収集していき、実践していきます。

その記録がこのブログとなります。

「科学的に正しい筋トレ」で得た知見を実践していきます!

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