勉強会を開催する意味 vol.9

100歳理学療法士になるため

勉強会好きな理学療法士って多いですよね。

何を隠そう、私もそのひとりです。

私が主体となって開催している勉強会は、2つあります。

脳卒中勉強会

1つは、職場内での勉強会で、脳卒中関係の症例報告を中心とした勉強会です。

この勉強会で気を付けていることがいくつかあります。1つ目が、

検討会形式にすること

これは、患者の治療を、自分自身の頭でよく考えて欲しい。っと思い、始めて見ました。

後輩の方々が多く参加してくれるのですが、参加者の方々の意見を聞いて、話し合いのような形をとっています。

そのために、答えのない質問を1つは作るようにしています。

科学的に明らかにされていないことや、治療の理論、考え方などについて意見を言ってもらい、あーでもない、こーでもないっとみんなで話し合っています。

症例報告が基本

基本的には、症例報告を中心に行っています。

多くの職場では、症例報告は1〜2年目の新人が行うようですが、私は自分自身が率先して症例報告を行っています。

少し経験年数がある私ですが、「治療に困ることがあるんだよ。だから調べてみたらこんなことがわかった。で、実際に治療に応用してみるとこんな成果になりました。」

みたいな報告が多い気がします。

現在の職場が3つ目であり、まだまだ慣れないことが多いので、知識と技術が追いついていません。

参加者にとって私は上司ではありますが、私自身の勉強不足を包み隠さずに報告し、後輩からもアドバイスをもらうようにしています。

何より、「学ぶ姿勢」を見て欲しい。

可能な限り短時間で

前回は15名程度が参加したこと勉強会。1時間行うとのべ15時間になります。

最低賃金が約900円くらいかと思いますので、

900円×15時間=13500円

この勉強会は少なくとも13500円の価値を提供する必要があります。

そのために準備に時間をかけます。で、できるだけ短い時間で終わらせます。

検討会形式なので、どうしても時間がかかってしまうことはありますが、症例報告時間は可能な限り短くしたいと思っています。

WEB勉強会

これは大学で知り合った同級生と開催しています。他の大学出身の方もいます。

今はそれぞれの分野で活動しており、住んでいる場所も異なるため、幅広い内容で勉強会を行っています。

こちらは、知見を広めることを目的としています。

それと、頑張っている同期の活躍を知って、

理学療法に対する情熱を増加させる!!

という目的も強いですね。

私はどうしても弱いところがあり、周りの力も借りながら情熱を持ち続けようと思います。

勉強会を開催する意味

私は、2つの勉強会の目的を、

・考える力を養うため

・情熱を増やすため

としています。

もちろん、知識や技術を伝えることも大切にしています。

でもそれは、その第一線で活躍している先生の論文、教科書、勉強会、動画を勉強した方が、確実に成長すると思っています。

それよりか、実際一緒に担当している症例を基本として、考える力を養っていただき、理学療法に対する情熱を伝染させていく方が私にとっては重要です。

9月4日も開催予定です。さて、今週はどんな検討会になるか。どんな情熱を聞けるか。楽しみです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました